教材内容のご案内

安見 克夫 先生

東京成徳短期大学　幼児教育科教授
板橋富士見幼稚園　園長

主な研究は、乳幼児の言葉の発達と保育学。これからの幼児教育を学ぶ人のための執筆活動、全国で講演活動を行っている。著書には『言葉とふれあい、言葉で育つ』（東洋館出版社）、『マンガでわかる園児室相談相談室』（誠文堂新光多）など多数数。

安見 克夫 先生

東京成徳短期大学　幼児教育科教授
板橋富士見幼稚園　園長

　小学校入学までに身につけておきた事がらは多くありますが、その基本となっているのは「自分のことは自分でする」ということです。もちろん初めから子ども1人ではできません。まずは、簡単なお手伝いからスタートさせてみるのがよいでしょう。保護者の方がすべて行うのではなく、子どもにある程度の不便さが感じられる場を与え、何か言ってきたら逆に手伝ってもらうというのもよいでしょう。そして、小学校入学が近づいてきたら、子ども専用のスペースを与え、自分のものは自分で管理させるようにし、持ち物を自分で準備できるようにしていきます。このような少しずつの積み重ねが「自分のことは自分でする」ことにつながるのです。