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おうちの方必見!「親子でコミュニケーション ⑤」

おうちの方必見!「親子でコミュニケーション ⑤」

江藤 真規(えとう まき)
(株)サイタコーディネーション 代表
教育コーチングオフィス「サイタコーディネーション」代表、母親のための学びの場「マザーカレッジ」主宰。自身の子どもたちの中学受験を通じ、コミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得。現在、講演、執筆活動などを通して、教育の転換期における家庭での親子コミュニケーションの重要性、母親の視野拡大の必要性を訴えている。著書は「勉強が好き!の育て方」(実務教育出版)、「7つの習慣」で東大脳を育てる」(学研パブリッシング)など多数。公益財団法人民際センター評議員。アカデミックコーチング学会理事。一般社団法人日本ペンクラブ会員。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。

江藤 真規
(えとう まき)

(株)サイタコーディネーション 代表
教育コーチングオフィス「サイタコーディネーション」代表、母親のための学びの場「マザーカレッジ」主宰。自身の子どもたちの中学受験を通じ、コミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得。現在、講演、執筆活動などを通して、教育の転換期における家庭での親子コミュニケーションの重要性、母親の視野拡大の必要性を訴えている。著書は「勉強が好き!の育て方」(実務教育出版)、「7つの習慣」で東大脳を育てる」(学研パブリッシング)など多数。公益財団法人民際センター評議員。アカデミックコーチング学会理事。一般社団法人日本ペンクラブ会員。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。

視点を変える

 勉強「私、怒ってばかりなんです」、「子どもには、“早くしなさい”ばかり言っていて、これではいけないってわかっているんですけど…、でも言わないと子どもは動かないし、だから放っておけなくて…」。子育て中の方からよく聞こえてくるお悩みです。しかし、「早くしなさい」と言ったところで子どもは動かず、親は疲弊してしまいます。苛立ちの気持ちが増し、自分でもびっくりするような声を出してしまいます。そのうち、親子喧嘩が勃発、険悪な空気になってしまいます。「私、何をやっているんだろう…」。子育てにはジレンマがつきものです。
 それでなくても、忙しい日々、子どもと過ごせる時間は貴重です。本当は笑顔で遊んだり、おしゃべりしたりしたいのに、エネルギーの無駄遣いとは分かりつつ、ただ「早くしなさい」と言い続ける…。疲れますよね。「私何をやってるんだろう…」子育てにはジレンマがつきものです。このジレンマを解消して、楽しい子育てに近づくポイントをお伝えします。

>>「親子でコミュニケーション ①」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ②」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ③」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ④」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑥」はこちら

子どもの目線で考える

 「早くしなさい」に変わる魔法の言葉はあるのでしょうか。残念ながら、そのような言葉はなく、子どもをすぐにやる気にさせる簡単な手法もありません。
 しかし、大人が少し知恵を絞ることで、事態は少し好転しそうです。
 視点を置き換えてみましょう。異なる視点から子どもを観察してみるということです。そのために、まずは子どもの気持ちを推測してみましょう。「早くしなさい」と言われているお子さんは、今どのような気持ちになっているでしょうか。「早くしなさい」を別の言葉に置き換えると、どのような言葉としてお子さんには聞こえているでしょう。「なぜ、あなたはできないの!」「本当にだめな子ね」。親がヒートアップしてくるころには、「あなたなんて大嫌い!」と言われているように感じるかもしれません。これでは、子どもは動く気になりませんよね。
 こういった気持ちになる子どももいるでしょう。「あー、また始まった」「お母さん、何に怒っているのかな」「しばらくしたら怒り止むからだまってじっとしていよう」。やはり子どもは動きません。

 

視点を変える

 勉強「私、怒ってばかりなんです」、「子どもには、“早くしなさい”ばかり言っていて、これではいけないってわかっているんですけど…、でも言わないと子どもは動かないし、だから放っておけなくて…」。子育て中の方からよく聞こえてくるお悩みです。しかし、「早くしなさい」と言ったところで子どもは動かず、親は疲弊してしまいます。苛立ちの気持ちが増し、自分でもびっくりするような声を出してしまいます。そのうち、親子喧嘩が勃発、険悪な空気になってしまいます。「私、何をやっているんだろう…」。子育てにはジレンマがつきものです。
 それでなくても、忙しい日々、子どもと過ごせる時間は貴重です。本当は笑顔で遊んだり、おしゃべりしたりしたいのに、エネルギーの無駄遣いとは分かりつつ、ただ「早くしなさい」と言い続ける…。疲れますよね。「私何をやってるんだろう…」子育てにはジレンマがつきものです。このジレンマを解消して、楽しい子育てに近づくポイントをお伝えします。

>>「親子でコミュニケーション ①」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ②」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ③」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ④」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑥」はこちら

子どもの目線で考える

 「早くしなさい」に変わる魔法の言葉はあるのでしょうか。残念ながら、そのような言葉はなく、子どもをすぐにやる気にさせる簡単な手法もありません。
 しかし、大人が少し知恵を絞ることで、事態は少し好転しそうです。
 視点を置き換えてみましょう。異なる視点から子どもを観察してみるということです。そのために、まずは子どもの気持ちを推測してみましょう。「早くしなさい」と言われているお子さんは、今どのような気持ちになっているでしょうか。「早くしなさい」を別の言葉に置き換えると、どのような言葉としてお子さんには聞こえているでしょう。「なぜ、あなたはできないの!」「本当にだめな子ね」。親がヒートアップしてくるころには、「あなたなんて大嫌い!」と言われているように感じるかもしれません。これでは、子どもは動く気になりませんよね。
 こういった気持ちになる子どももいるでしょう。「あー、また始まった」「お母さん、何に怒っているのかな」「しばらくしたら怒り止むからだまってじっとしていよう」。やはり子どもは動きません。

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