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おうちの方必見!「親子でコミュニケーション ⑩」

おうちの方必見!「親子でコミュニケーション ⑩」

江藤 真規(えとう まき)
(株)サイタコーディネーション 代表
教育コーチングオフィス「サイタコーディネーション」代表、母親のための学びの場「マザーカレッジ」主宰。自身の子どもたちの中学受験を通じ、コミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得。現在、講演、執筆活動などを通して、教育の転換期における家庭での親子コミュニケーションの重要性、母親の視野拡大の必要性を訴えている。著書は「勉強が好き!の育て方」(実務教育出版)、「7つの習慣」で東大脳を育てる」(学研パブリッシング)など多数。公益財団法人民際センター評議員。アカデミックコーチング学会理事。一般社団法人日本ペンクラブ会員。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。

江藤 真規
(えとう まき)

(株)サイタコーディネーション 代表
教育コーチングオフィス「サイタコーディネーション」代表、母親のための学びの場「マザーカレッジ」主宰。自身の子どもたちの中学受験を通じ、コミュニケーションの大切さを実感し、コーチングの認定資格を習得。現在、講演、執筆活動などを通して、教育の転換期における家庭での親子コミュニケーションの重要性、母親の視野拡大の必要性を訴えている。著書は「勉強が好き!の育て方」(実務教育出版)、「7つの習慣」で東大脳を育てる」(学研パブリッシング)など多数。公益財団法人民際センター評議員。アカデミックコーチング学会理事。一般社団法人日本ペンクラブ会員。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。

お手伝いは最初から最後まで

 子育てのゴールは子どもの自立です。子どもの自立心を育むために、お手伝いは、とてもいい経験となります。子どもに求められる力として、想像力が注目されています。この力を育むためにも、お手伝いは大変よい経験となります。子どもにお手伝いをさせることは、大変重要と言えるでしょう。
 お手伝いしかし、実際には、「子どもにお手伝いをさせる時間がない」というご家庭が多いのではないでしょうか。自分がやった方が早い。勉強や習い事に忙しく、お手伝いの時間が取れない。お手伝いをさせるには、時間的にも精神的にもゆとりが必要なため、ついつい後回しになってしまいます。そして、「何もしない」ことが習慣化すると、親が頼んだところで、子ども側からの「お手伝い拒否」が始まるように…。お手伝いの習慣は、できる限り早い段階で整えておいた方が良さそうです。

>>「親子でコミュニケーション ①」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ②」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ③」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ④」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑤」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑥」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑦」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑧」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑨」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑪」はこちら
>>「親子でコミュニケーション ⑫」はこちら

任せることでいろいろな力が育つ

 お手伝いをさせるならば、最初から最後まで、全ての工程を任せることがおすすめです。「今日の夕ご飯、作ってくれるかな?」とメニューを考えるところから始めます。カレーとなったなら、「カレーを作るには何が必要?」と、材料を考えさせます。いつものカレーを思い出すもよし、カレーの写真を見ながら調べるもよし。思考力が育ちます。材料が決まったら、お買い物です。必要な材料を全て買うためには、メモをとっておく必要があるでしょう。書き留める力が育ちます。
 スーパーマーケットは学びの宝庫です。人参、玉ねぎ…品定めも子どもに任せましょう。「この人参は美味しそう」と自分で選ぶ経験は、子どもの判断力を育てます。材料がそろったら、ドキドキしながらの調理経験です。ゴロゴロとまな板の上で転がる人参を切るには工夫が必要です。玉ネギをきれば、涙が出てきます。それでも、出来上がった美味しいカレーをイメージしながら、子どもは楽しく頑張ります。想像力や忍耐力が育ちます。
 いよいよカレーが出来上がりました。美味しいね、と家族に食べてもらう経験は、子どもの自己肯定感を高め、最後までやりきったという達成感は、大きな自信となることでしょう。もちろん、片付けも子どもです。汚れが落ちていく過程は、不思議に満ちあふれているはずです。好奇心が育ちます。
 最初から最後まで任せるには、時間的なゆとりも必要でしょうが、そのうちに子どもは慣れてきて、いつしか本当に「親の手助け」となる日もくるはずです。
 子どもにとっての教育的効果、ご自身にとっても大きな手助けとなるお手伝い、是非とも「最初から最後まで」を意識してみてくださいね。

 

お手伝いは最初から最後まで

 子育てのゴールは子どもの自立です。子どもの自立心を育むために、お手伝いは、とてもいい経験となります。子どもに求められる力として、想像力が注目されています。この力を育むためにも、お手伝いは大変よい経験となります。子どもにお手伝いをさせることは、大変重要と言えるでしょう。
  お手伝いしかし、実際には、「子どもにお手伝いをさせる時間がない」というご家庭が多いのではないでしょうか。自分がやった方が早い。勉強や習い事に忙しく、お手伝いの時間が取れない。お手伝いをさせるには、時間的にも精神的にもゆとりが必要なため、ついつい後回しになってしまいます。そして、「何もしない」ことが習慣化すると、親が頼んだところで、子ども側からの「お手伝い拒否」が始まるように…。お手伝いの習慣は、できる限り早い段階で整えておいた方が良さそうです。

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任せることでいろいろな力が育つ

 お手伝いをさせるならば、最初から最後まで、全ての工程を任せることがおすすめです。「今日の夕ご飯、作ってくれるかな?」とメニューを考えるところから始めます。カレーとなったなら、「カレーを作るには何が必要?」と、材料を考えさせます。いつものカレーを思い出すもよし、カレーの写真を見ながら調べるもよし。思考力が育ちます。材料が決まったら、お買い物です。必要な材料を全て買うためには、メモをとっておく必要があるでしょう。書き留める力が育ちます。
 スーパーマーケットは学びの宝庫です。人参、玉ねぎ…品定めも子どもに任せましょう。「この人参は美味しそう」と自分で選ぶ経験は、子どもの判断力を育てます。材料がそろったら、ドキドキしながらの調理経験です。ゴロゴロとまな板の上で転がる人参を切るには工夫が必要です。玉ネギをきれば、涙が出てきます。それでも、出来上がった美味しいカレーをイメージしながら、子どもは楽しく頑張ります。想像力や忍耐力が育ちます。
 いよいよカレーが出来上がりました。美味しいね、と家族に食べてもらう経験は、子どもの自己肯定感を高め、最後までやりきったという達成感は、大きな自信となることでしょう。もちろん、片付けも子どもです。汚れが落ちていく過程は、不思議に満ちあふれているはずです。好奇心が育ちます。
 最初から最後まで任せるには、時間的なゆとりも必要でしょうが、そのうちに子どもは慣れてきて、いつしか本当に「親の手助け」となる日もくるはずです。
 子どもにとっての教育的効果、ご自身にとっても大きな手助けとなるお手伝い、是非とも「最初から最後まで」を意識してみてくださいね。

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